臨床検査と検査試薬を中心にヘルスケア分野で事業を展開するみらかホールディングス株式会社（東京都新宿区）は、食品・環境・化粧品検査事業へ再参入する。2019年4月の事業開始を目指している。

同社は、中期計画「Transform!2020」の中で、既存事業の強化のみならず、新たな事業領域への展開についての検討も盛り込んでいる。そこで、受託臨床検査事業が持つ事業インフラ、検査技術およびノウハウの活用が見込める食品・環境・化粧品検査事業への再参入を目的に、準備会社を8月1日付で設立した。

準備会社の名称は「みらかプロダクトアンドエコロジー準備株式会社」（東京都新宿区）で、資本金は1憶円。代表取締役社長には、みらかホールディングス執行役（事業開発担当）の羽生和之氏が就任した。

今後は、詳細な事業計画の作成およびラボの開設準備を進めていくとしている。