8月末までの化粧品の自主回収は43件

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2018.09.5

編集部

2018年度(2018年4月以降)に入ってから、8月末までの化粧品の自主回収が43件に上ることがわかった。独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公表した「医薬部外品・化粧品の回収情報」からわかった。

いずれの製品も、重篤な健康被害の恐れはないと考えられ、当該製品の使用による健康被害の報告はない。

自主回収の理由の多くは容器への「表示誤記・表示不備」や「異物の混入」。このほか、「ラベルの貼り間違い・貼り忘れ」といった単純ミスから、「成分表示以外の成分の混入」「表示と中身の不一致」「化粧品基準で認められない成分の配合」「内容物の漏れ」「配合ミス」など多岐にわたる。

PMDAでは、回収製品をクラス分けしており、「その製品の使用などが、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害の原因となる可能性がある状況またはその製品の使用などによる重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況」をクラスIIとし、「その製品の使用などが、健康被害の原因となるとはまず考えられない状況」をクラスIIIと分類している。

8月末までの化粧品の回収をクラス別に見ると、クラスIIが30件、クラスIIIが13件あった。直近の回収状況を見ると、9月に入ってからマスクパック、化粧水、泡風呂用入浴料の3件(いずれもクラスII)あるが、健康被害の報告はない。

参考リンク
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

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