ロート「肌研」、エイジングケアの「極潤3D形状復元ゲル」発売
2013.07.31
編集部
ロート製薬は8月24日、「肌研(ハダラボ)極潤」シリーズに、エイジングケア対策のオールインワンゲル「極潤3D形状復元ゲル」(商品名=画像、100g、オープン価格)を投入する。化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5つの機能を持たせたほか、一度崩しても瞬時に形状が戻る「3D形状復元ゲル」が特徴だ。美容成分は、4種類のヒアルロン酸(3Dヒアルロン酸・ヒアルロン酸・スーパーヒアルロン酸、ナノ化ヒアルロン酸)と、現在流行中のポリフェノールの一種であるレスベラトロールEXを配合している。
今回の新商品は、エイジングケアに特化した。特徴的なのは、立体構造でできている「3Dヒアルロン酸」を配合したことだ。3Dヒアルロン酸は、ヒアルロン酸が立体ネットのように組み合わさった構造の成分で、肌をネットのように包み込んで、水分を肌に閉じ込める働きがある。保水力は通常のヒアルロン酸より強い。3Dヒアルロン酸を採用したのは、「肌研」シリーズでは本品が初めてとなる。
シンプルなケア・保湿力・多機能さが支持され、オールインワン化粧品市場は拡大の一途をたどっており、同市場は、2012年で485億円(前年比133%)と急成長している。同社は2011年8月に「極潤パーフェクトゲル」を発売。濃いとろみの使い心地などが好評となり、初年度売上は10億円を超える大ヒット(ロート出荷金額)となった。今年1月には新たに美白タイプも投入している。同社調査では、「面倒なお手入れをせずにてっとり早く綺麗になりたい」と考える人は60%で、また実際に70%の人が3ステップ以下でスキンケアを完了させていることが明らかになったことから、シリーズ拡大を図った。