仏LVMH、2013上期売上137億ユーロ~香水&化粧品部門も増収
2013.08.2
編集部
LVMHモネ ヘネシー・ルイ ヴィトンは、同社の2013年度上半期の売上は、前年同期比6%増の137億ユーロを計上したと報告した。香水&コスメティック・ビジネス事業部の売上は18億400万ユーロで前年同期比4%の増加だった。
香水部門では、ディオールの「ミス ディオール」「ジャドール」の人気が堅調でディオール・ブランドの香水の売上に貢献した。ゲランが2012年に発売した「ラ プティート ローブ ノワール」の売れ行きも好調で売上増を後押しした。
化粧品部門では、アメリカ発信のブランド「ベネフィット」と「フレッシュ」が顧客層を拡大しており、特に国際市場で急成長中と業績を分析している。「ベネフィット」はサンフランシスコ発祥で、キュートなデザインで若年層をターゲットにしたブランド。販売チャネルの店舗内に”Brow Bar”と称するビューティーパーラーを設置してフェイシャル・ワックスなどを手頃な価格でサービスするのが特長と言われている。「フレッシュ」はシュガー、フルーツ、酒、ミルク、大豆などの食材の成分を原料にするボディケア、スキンケア製品ブランドとしてスタートした。また、最近ではフレグランス、化粧品の開発も積極的に乗り出している。