ミルボン、2018年12月期3Qは増収増益を達成

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2018.10.26

編集部

業務用ヘア化粧品メーカーの株式会社ミルボン(大阪府大阪市)は26日、2018年12月期第3四半期の売上高が252億6100万円、当期純利益が33億2400万円となったと発表した。プレミアムブランドとファッションカラーアディクシーが好調で増収増益を果たした。

部門別の売上高を見ると、ヘアケア用剤部門は前年同期比12.0%増の148億円となった。プレミアムブランドの『オージュア』は、昨年末から今上期にかけて実施したバージョンアップが完了。バージョンアップへの切り替えに伴う活動が、商品知識の再確認やメニュー展開の⾒直しにつながり、市場が活性化して安定したリピートにつながった。また、『milbon』も、国内海外ともに新規窓口づくりが順調に推移し、売上が伸⻑した。

染毛剤部門の売上高は前年同期比8.6%増の90億8000万円。昨年2月に発売し好評だった『オルディーブ アディクシー』が引き続き好調だった。3月に新⾊を追加し、さらなる新規窓口づくりと既存⾊のリピートで伸⻑している。好調なアディクシーがファッションカラーの伸⻑を牽引しているものの、グレイカラーは横ばいが続いている。

一方、海外子会社の売上高の状況を見ると、米国のミルボンUSAが前年同期比10.5%増の429万8000米ドル(約4億8200万円)、中国のミルボン上海が同30.8%増の6298万6000元(約10億1400万円)、韓国のミルボンコリアが同1.3%減の152億1700万ウォン(約14億9400万円)、タイのミルボンタイランドが同12.7%減の2563万3000バーツ(約8700万円)となった。

韓国では競合他社の低価格ヘアカラーの市場参⼊が続いたこと、タイではトップサロンに活動を集中するために代理店を1社に絞ったことによる影響により、前年割れとなった。

2018年12月期通期の売上高は347億円、当期純利益は42億4000万円を見込んでいる。

参考リンク
株式会社ミルボン

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