Sustainable Cosmetics Summitアジア太平洋地域会議11月開催
2013.08.22
編集部
Sustainable Cosmetics Summit(持続可能な化粧品サミット)のアジア太平洋地域会議が香港で11月11日~13日の3日間におよんで開催される。サミットでは、倫理的資源調達、生物多様性、環境保全、さらにアジア太平洋地域に関わる持続可能性の問題などについて協議される。
アジアは化粧品原料の国際的な資源供給国になっており、重要課題は供給資源の持続性にある。サミットでは供給される天然資源が持続できるよう促進するための実用的なアプローチを主催者と業界を代表する企業が合わせて追及していく。また、欧州を中心に化粧品の成分規制が強化される中、アジア太平洋地域のメーカーがこれらの規制の変化にどのように適応していくか検討する。サミット3日目にはナチュラル&オーガニック化粧品の策定、ソーシャルメディア&デジタルマーケティングのパワーについてワークショップが開かれる。
主催者はイギリスのオーガニック関連製品コンサルティング会社Organic Monitor社で、2010年から同サミットを地域別にニューヨーク、パリ、サンパウロ、香港で開催しており、香港では今回が3回目のサミットとなる。今年10月にはパリでヨーロッパ地域のサミットが開催され、同社が業界で初めて設立する「Sustainable Beauty Awards」(持続可能性に貢献した化粧品メーカー、化学製品メーカーに贈られる賞)の授賞式が行われる予定。