ポーラオルビス、アジュバンコスメ2社の業績

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2019.08.19

編集部

〇ポーラオルビス今期減収予想
株式会社ポーラオルビスホールディングス(東京都中央区)の2018年12月期業績は、基幹ブランドの「POLAブランド」に加え、育成ブランドである「THREEブランド」及び「DECENCIAブランド」の好調により売上高が、前年同期比1.7%増の394億9600万円となった。
セグメント別では、ビューティケア事業についてPOLAブランドのブランド認知向上を足がかりにさらなる事業基盤強化、ブランド価値向上を進めた。特に、国内市場については、日本で初めて承認されたシワを改善する薬用化粧品「リンクルショットメディカルセラム」を2018年1月に価格改定顧客総数の増加とその他商品とのクロスセルに繋がった。また、10月にはポーラ最高峰シリーズ「B.A」初の「印象ゾーンケアを誕生させた。
海外市場においては、「リンクルショットメディカルセラム」を6月に香港、台湾、9月にタイで販売を開始。また、中国では、本格エステサービスを始動し、アジア圏での更なるブランド価値拡大を図ったことで、POLAブランドは前年同期を上回る売上高・営業利益をっ実現した。長期ビジョンの最終年度にあたる今期(2018年12月期)は、売上高2410奥苑と減収予想。

〇アジュバンコスメ、2021年に売上高100億円を目標
株式会社アジュバンコスメジャパン(東京都渋谷区)は、美容院、理容院、エステサロン等の「アジュバンサロン」を通じて、スキンケア、ヘアケア等を販売。2021年に売上100億円を目標とした中期経営計画を推進中。2019年3月期は、売上高52億7400万円、営業利益2億2800万円となった。売り上げの40.9%「を占めるスキンケアと売上の約50%を占めるヘアケアが共に好調に推移したことが収益向上の要因。
2020年3月期については、秋口にAEシリーズをリニューアル化するとともに、ヘアケアについても「クラスS、RE」シリーズを並行拡販し成長を図る計画。営業利益は減収を予想。

 

参考リンク
株式会社ポーラオルビスホールディングス
株式会社アジュバンコスメジャパン

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