米消費者はスキンケア購買時に含有成分と企業の透明性を重視

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2019.09.2

国際部

アメリカでスキンケア製品を購入する前にオンラインで調査をする女性消費者が増えているようだ。グローバル情報会社NPDグループがこのほどリリースした報告書「 Women’s Facial Skincare Consumer Report 2019」の中でこのような傾向を明らかにした。

同グループは、2019年4月24日から5月28日にかけて米国女性のスキンケア選びへの動向を調査した。調査対象者の女性の約50%が、商品を購入する前にオンラインで商品調査をすることを好み、オンラインのレビューや評価、ソーシャルメディアのインフルエンサーを情報源として参考にしているという。

米国のフェイシャルスキンケアユーザーの46%は、硫酸塩、フタル酸塩、グルテンを含まない製品を購入すると報告しており、過去2年間でこの傾向は6ポイント上昇した。女性の半数以上がオーガニック成分から作られたスキンケア製品を好むという調査結果もあがっている。また、報告書は原料の透明性を公約しているブランドが消費者の最大の関心事になっていること明らかにした。。同グループのエグゼクティブディレクター兼美容業界アナリストである Larissa Jensen氏は、「消費者は、検索結果や利用者の声を確実に聞き、天然成分と透明性を重視するブランドをサポートしている」と述べている。

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