シーボンが顔の特徴を正確に捉えるAI技術を開発
2020.09.30
編集部
株式会社シーボン(東京都港区)は、2020年9月23日~26日に開催された国際学会「SICE年次会議2020(SICE 2020)」(オンライン開催)にて、慶應義塾大学との共同研究成果として、AI技術を用いた顔の特徴点自動抽出機能開発の報告を行った。
同社は、全国のシーボン.フェイシャリストサロンに独自の肌カウンセリングシステム「ビューティログアドバイスナビゲーター®」を導入している。同システムでは、顔全体の画像解析を行うため、画像内の顔のパーツ(眉・目・鼻・口)の位置を正確に捉える必要があり、画像内の目頭、目尻などの指定の位置に印(特徴点)をつける。撮影画像は、目を閉じた状態の画像且つ横顔の画像を含むため、特徴点の自動抽出は既存の公開されている画像解析技術では正確な位置を捉えることができなかった。
そこで、慶應義塾大学理工学研究科と共同で研究を行い、AI技術を用いた精度の高い画像解析技術の開発に成功。肌の画像解析における顔の特徴を正確に捉える特徴点の自動化を実現。今後は本研究成果を「ビューティログアドバイスナビゲーター®」へ導入してく予定。
- 参考リンク
- 株式会社シーボン