水素焼成サンゴ末による抗酸化育毛効果を第25回日本臨床毛髪学会で発表
2021.02.8
編集部
第25回日本臨床毛髪学会(2020年11月30日~2021年1月19日:web開催、会長 竹内正樹氏)において、株式会社ファースト(東京都品川区、代表取締役 矢野浩司氏)は「水素焼成サンゴ末による抗酸化育毛」についてセミナー公演を行った。
同社の研究テーマ「水素焼成サンゴ末」とは、天然サンゴを加工した成分。天然サンゴは微細な孔が無数に空いた構造を有しており、その無数の孔の表面積を合算すると普通の形の表面積の1000倍以上になるといわれている。天然サンゴは強力な吸着力があり、高温で焼く(焼成)ことで吸着力が増加。吸着力が増加した天然サンゴに水素を結合させ粉砕して製造する。
この水素焼成サンゴ末を体内に取り込むと水素が溶解するとともに、サンゴの主成分であるカルシウムも摂取できる。
水素焼成サンゴ末を摂取する実験を行ったところ、次の結果が確認された。
・ESR法(電子スピン共鳴法)による、悪玉活性酸素であるヒドロキシラジカルを長時間制御
・31名のヒト臨床試験(東京大学内に所在する日本食品科学研究所との共同研究)において、6ヶ月の長期摂取の安全性を確認するとともに、体の酸化度を示す酸化ストレスマーカー8-OHdGが低減
・ヒト臨床試験で腸内細菌の善玉菌(乳酸菌/ビフィズス菌)の割合が増加
皮膚、薄毛、白髪改善の症例写真もあわせて公開した。
- 参考リンク
- 株式会社ファースト