宅配水製造・販売事業社が化粧品OEM・受託製造会社を子会社化 グループの経営基盤強化目指す

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2021.08.9

編集部

宅配水・クリクラの製造・販売などを手がける株式会社ナック(東京都新宿区/代表取締役社長:吉村 寛)は7月、化粧品OEM・受託製造を行っている株式会社トレミー(東京都府中市/代表取締役:鈴木幸司)の全株式を取得し、子会社化を行ったと発表した。

ナックはすでに化粧品などの通信販売を手がける株式会社jimosを2013年に子会社化し、美容・健康産業への参入を果たし、オリジナルブランドの商品を提供してきた。

一方のトレミーは、工場及び研究開発部門を有し、企画開発から製造、薬事申請、出荷に至るまでの工程を自社で行うことが可能で、jimosの受託製品も受注生産している。

トレミー社生産工場の様子

そしてナックは2020年10月に公表した中期経営計画の、経営資源の再配置や積極的な投資実行によるグループ全体の発展と成長の一環として、トレミー社の子会社化を行った。

このことについてナックでは「トレミー社をグループ内に取り込むことにより、既存事業で培ったオリジナル商品開発ノウハウを深化させるとともに、美容・健康事業他での新たな商品開発やビジネス展開が可能となります。同事業を中心とした事業推進力がさらに高まることが、当社の企業価値向上に寄与するものと期待しております」と語っている。

なお、トレミーの鈴木幸司代表取締役は7月30日付けで退任、新社長にはナックの入交裕司氏が就任した。

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