美容室向けヘア化粧品メーカーの株式会社ミルボン（東京都中央区／代表取締役社長：佐藤龍二）は8月20日、廃棄予定のエゴマ葉から抽出した「ロスマリン酸」が、頭皮の慢性的な炎症に関わる頭皮常在菌を効果的に減少させることを確認できたことにより、同物質の原料化を決定したと発表した。

すでに同物質の特性については、5月20日に同社と静岡県立大学の共同研究として発表されており、今回その実用化に踏み切った。

また、同社はこの原料に前述した廃棄予定のエゴマ葉を用いることでSDGsへの貢献も果たすとしている。

なお、同原料配合の製品は2021年秋以降に発売の頭皮ケア製品に活用していく予定だ。