おでこのシワは50代前半に曲がり角 約1,000名の女性を統計的に評価
2021.08.23
編集部
ロート製薬株式会社(大阪市生野区/代表取締役社長:杉本雅史)は8月19日、医療法人財団青輝会アオハルクリニック(東京都港区/院長:小柳衣吏子)との共同研究で、額部のシワは、50代前半で大きな変化があることが分かったと発表した。
同研究は約1,000名の女性の素肌画像を用いて、額部のシワの年代別推移を統計的に評価したもの。20~60代の女性の素肌画像を用いて被験者の額部のシワについて3名の評価者が独立して9段階のグレード評価を行い、Steel Dwass検定を用いて解析した(グレード0~8、数値が高いほど深いしわがある)。
解析の結果、40代後半群と50代前半群の平均シワスコアのみに有意な差があることを確認した。このことから、50代前半に額部のシワに曲がり角が存在することが分かった。
今後、同社はこの研究の結果を基に、年齢に応じた満足度の高いエイジングケア製品の開発につなげていくとしている。
なお、同研究では、額部のシワの対処法についてのアンケートも行っており、「前髪で隠す」というのが最も多い結果となった。