コロナでの行動制限でストレス増大 原因は「感情を発散できないこと」
2021.08.31
編集部
ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(神奈川県横浜市/代表取締役社長:釘丸和也)は8月24日、コロナ禍のストレス状態に関する調査結果について明らかにした。
それによると、コロナ禍における生活様式の変化は、消費者に次のような影響を与えていることがわかった。
①感染防止のための行動制限は、ストレスを増大させていた
②ストレスの要因は、感情が発散できないことだった
この調査は、コロナ禍における 20~40代女性約3,600名に対してストレスの状態を尋ねたもの。その結果、コロナ禍ではストレスが増加しており、さらに感染防止対策により行動が制限された人の方がより影響を受けやすかったことも分かった。
次にその原因について調べたところ、生活様式の様々な変化に伴い、感情が発散できないことが大きな要因になっていることが判明した。
このことについて同社は「with コロナによる生活様式の変化の中でも、特に『表情』を必要以上に作らなくなったことが、感情発散不良につながっていることが分かりました」と述べている。
今回の結果を踏まえ、同社はストレス解消を実現する製品やサービスの創出を目指すとしている。