コミュニケーションAI「SELF TALK」、ポーラアプリでのスキンケアサポートに実証導入

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2021.09.7

編集部

コミュニケーションAIの開発を手がけるSELF株式会社(東京都新宿区/代表取締役:生見臣司)は9月2日、株式会社ポーラ(東京都品川区/代表取締役社長:及川美紀)の、ユーザーへのスキンケアサポートを目的とするアプリに同社のコミュニケーションAIが実証導入されたと発表した。

同AIは「SELF TALK」と呼ばれるもので、AIとのコミュニケーションによって、ユーザー個別のニーズに対応し、適切な案内を可能にする。

コミュニケーションAI「SELF TALK」

今回、同社は、ポーラのスキンケアブランド「アペックス(APEX)」から、夜用クリームマスク「アペックス マスク 921」が新発売されるにあたり、キャンペーンの一環としてポーラのアプリ内にSELF TALKを基盤としたAIと会話をするページ 「APEX Talk」を開発・実装した。

これによりアペックス マスクの使い方やユーザーの属性に合わせたスキンケアの提案、ユーザーの生活リズムに合わせた会話を行い、ユーザーを理解した上でのコミュニケーションを取ることで顧客満足度の向上につなげることを目指す。

また、このAIに登場するキャラクターは、オリジナルキャラクター「Mark」を採用。会話は選択式で、AIから話題を提供するのでユーザーは手軽で直感的な会話によるサポートを得られるとしている。

具体的には、「アペックス マスクの使用状況や使用感を聞き出し、使い方のポイントやマスクの情報を伝達」「ユーザーの属性情報や肌の悩みなどを把握し、ポーラが長年培ってきたスキンケアアドバイスを個別のユーザーに合わせて提供」「生活リズムに合わせた会話や情報を提供、ポーラブランドのこだわりや特徴なども発信」などの機能をもつ。

さらに、会話を進めることで「肌ポイント」が加算され、ポイントに応じた壁紙プレゼントなども予定しており、「楽しみながらスキンケア」につながる実証導入・キャンペーンを指向した。

SELFはこのAIについて「これまでの企業側からの商品情報を提供するアプリから、ユーザー一人ひとりに合わせてコミュニケーションを図り、最適なサポートができるアプリを目指しました」と述べている。

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