習慣化アプリ運営企業 資生堂研究所とマッチングで健康美実現の取り組み開始

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2021.09.23

編集部

習慣化アプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社(東京都港区/代表取締役CEO:長坂 剛)は9月16日、神奈川県主催のマッチング事業において、株式会社資生堂(東京都中央区/代表取締役社長兼CEO:魚谷雅彦)の研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(以下GIC)」主導のオープンイノベーションプログラム「fibona」とマッチングしたと発表した。

この神奈川県の事業は、「BAK PARTNERS CONNECT 2021」と呼ばれるもので、神奈川県に拠点を持つ企業とベンチャー企業の共創を生み出すことで、新型コロナウイルスの感染拡大により顕在化した様々な課題の解決を目指すプロジェクトだ。

また、「fibona」は4つの活動プランにより構成され、ビューティー領域における新価値創造や化粧品だけにとどまらないイノベーションの創出を目的として、外部との共創を行うプログラムだ。

今後、エーテンラボが有するデジタルピアサポートアプリ「みんチャレ」※の行動変容の知見と、資生堂の美に関する知見を活用し、ピアサポートで同じ気持ちを持つ仲間と美容を通じてつながることによる、前向きな気持ちの醸成を評価する。

※デジタルピアサポート:同じ境遇の仲間がアプリやWebサービスなどのオンラインで交流し、助け合うこと。「ピア」は仲間を、「サポート」は支援を意味している。

試験の目的は、「fibona」とともに、コロナ禍により孤立感や心身の不調を感じている女性の「健康美」を実現するというもの。ピアサポートで同じ気持ちをもつ仲間と丁寧な美容行為を通じて繋がり、楽しく習慣化することによる前向きな気持ちを醸成と行動変容を支援する。

スケジュールとしては、2021年9月から健康美の実現に向けた実証実験を実施し、心身のコンディションが健康美に与える影響を紐解く。2022年2月に成果発表を行い、社会実装を目指す。

なお、今回の実証実験の検証項目(予定)は次のとおりだ。

・ピアサポートを通じた美容が与える心身/肌の影響
・ピアサポートが与える美容行為への影響の有無
・美容行為を通じた日常の行動変容の有無

エーテンラボは、今回の取り組みによって「With/After コロナ時代における美容行為を通じた行動変容で、コロナ禍で孤立感や心身の不調を感じている女性の自分らしい健康美の実現を目指します」としている。

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