内科医・皮膚科医とミドル世代女性でヘアケア対策に差 医師は育毛を重視

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2021.10.5

編集部

化粧品の通信販売などを手がける北海道アンソロポロジー株式会社(北海道札幌市/取締役社長:内山隆史)は9月28日、髪に悩みのある40代~50代の女性507名と内科医・皮膚科医532名を対象に行った「中高年の髪悩みと適したケア」に関する調査の結果を発表した。

なお、今回の調査は、女性群と医師群それぞれに分けて質問・集計がなされた。

調査はまず、髪に悩みのある女性に「ご自身が気になっている髪の悩みを教えてください(複数回答可)」と質問した。

その結果、「白髪(85.2%)」と回答した人が最も多く、次いで「うねり(50.1%)」「パサつき(45.6%)」「抜け毛・薄毛(34.9%)」「まとまりのなさ(32.4%)」と続いた(グラフ1)。

グラフ1

次に、内科医・皮膚科医と女性それぞれに、「加齢による髪の悩みに対してどのような対策をしていますか?(複数回答可)」と尋ねた。

その結果、内科医・皮膚科医は「育毛系のシャンプー・トリートメントの使用(41.2%)」と回答した医師が最も多く、次いで「頭皮用ローションや育毛剤で頭皮ケア(29.7%)」「インナーケア(サプリメント・ドリンクなど)の服用(26.9%)」「頭皮マッサージ・ヘッドスパ(25.4%)」「バランスのとれた食事を心がける(19.4%)」と続いた。

同様の質問を女性に対して行ったところ、「白髪染めやヘアカラー(57.4%)」と回答した方が最も多く、次いで「頭皮マッサージ・ヘッドスパ(21.1%)」「何もしていない・分からない(20.7%)」「バランスのとれた食事を心がける(20.3%)」「十分に睡眠をとる(18.7%)」と続いた(グラフ2)。

グラフ2

この差異について同社は、「医師の多くが、育毛系のアイテムを使用するなどして直接髪に栄養を与えているようです。髪の悩み対策には、外側からのケアだけでなく、内側のケアもアイテムを重視していると言えるでしょう」、「一方で髪に悩みのある女性は、『白髪染めやヘアカラー』といった対処療法的なケアを行っている方が半数以上を占めていることから、根本的な悩みの改善に至っていないように思われます」とコメントしている。

そして3番目に、「月々のヘアケアにいくら掛けていますか?(※白髪染めや育毛剤などのトータル金額)」について双方に質問してみた(グラフ3)。

グラフ3

その結果、内科医・皮膚科医では「5,000円未満(21.8%)」と回答した医師が最も多く、次いで「8,000円~10,000円未満(20.8%)」「10,000円~15,000円未満(19.1%)」と続いた。

続いて、髪に悩みのある女性に同様の質問をしたところ、「5,000円未満(72.4%)」と回答した人が最も多く、次いで「5,000円~8,000円未満(13.2%)」「8,000円~10,000円未満(6.2%)」となった。

このように医師が比較的高い金額をヘアケアにかけている点について同社は、「医師の多くが『育毛系のシャンプー・トリートメント』『インナーケア(サプリメント・ドリンク)』など毎日使用するアイテムで対策していることも分かりましたから、日頃から髪の悩み対策にお金も掛けている」と述べた。

なお、このアンケートの詳細な結果については、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000050347.htmlで知ることができる。

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