企業・ユーザーコミュニケーションはアバターで カウンセリング用途を視野
2021.10.20
編集部
マーケティングを軸としたビジネス循環支援などを手がける株式会社BRING(大阪市中央区/代表取締役社長:中許将一)は10月12日、カウンセリングを伴うビジネスシーン向けソリューションとして「バタラクcloud」の提供を開始した。今後、理美容業界等のビジネスシーンへの活用を推進する。
このソリューションは、スマートフォンを利用した、アバター・コミュニケーションサービス。コミュニケーション使用時にアバター/生映像を切り替えることができ、プライバシーやサービス提供者からの視線など、利用者にかかる負担が軽減されるというものだ。
たとえば企業とユーザーとの間で動画コミュニケーションを行う際、実際の顔の表情など、見せたくない・知らせる必要がない情報はアバターになることでカットできる。
しかし、カメラが捉えたユーザーの表情はアバターに連動し、電話では見ることができない映像的なニュアンスは保たれる。
また、システムはフェイストラッキングによる表情の変化を数値化し、AIが感情の動きとして可視化。利用者の感情を6項目のグラフとして記録する。
こうした機能により、同社は商品アドバイザーやカウンセリング用途での活用を想定している。
これらに加え同ソリューションは、メモ機能・録音機能・画面共有(ホスト側)機能を有しており、コミュニケーション業務の効率化を支援している。