資生堂、国際化粧品技術者会で世界最多の「最優秀賞」受賞
2013.11.7
編集部
化粧品や肌などに関する世界最高の研究成果が選ばれる、国際化粧品技術者会の“IFSCC Conference 2013”が10月30 日~11月1日にブラジル・リオデジャネイロで開催され、資生堂は口頭発表とポスター発表の両部門で「最優秀賞」を独占受賞。今回の受賞でIFSCCの最優秀賞が通算18回目となり、世界の化粧品メーカーのなかで他社の追随を許さない最多の受賞回数となった。
国際化粧品技術者会(IFSCC)は、化粧品技術発展のための国際的な情報の共有化を目的として、1959年に8カ国の化粧品技術者会によって結成され、 現在では47カ国、約15,000名の会員を擁する。
IFSCCでの研究発表は、化粧品研究に携わる世界各国の第一人者によって、その研究内容と結果が評価される。先進性だけでなく、効果やメカ ニズムなど研究内容の確かさと、その後の化粧品開発の発展に広く役立つことなど、多面的な評価によって最優秀賞が選出される。今大会には、世界22カ国から228のテーマ(口頭発表26、ポスター発表202)の発表があった。
●口頭発表「最優秀賞」受賞テーマと受賞者
【テーマ】 高感度近赤外カメラシステムによる顔の水分分布可視化と化粧品効果の評価
【受賞者】 資生堂リサーチセンター 江川麻里子副主任研究員(化粧品開発センター)
●ポスター発表「最優秀賞」受賞テーマと受賞者
【テーマ名】 老人性色素斑皮膚における基底膜ヘパラン硫酸の役割
【受賞者】 資生堂リサーチセンター 入山俊介研究員(化粧品基盤研究センター)
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