ザ・ボディショップ、中国の化粧品テストへの新アプローチを歓迎
2013.11.14
編集部
ロレアル傘下で英化粧品ブランドのザ・ボディショップは、中国当局が国内生産の化粧品(スキンケア、シャンプー、香水など)の製品テストに新しいアプローチを採用したことを歓迎すると声明を発表した。
ザ・ボディショップの最高経営責任者(CEO)兼会長のJeremy Schwartz氏は、「化粧品の動物実験に反対する行動を最初に起こした会社としては、この重要な決定を下した中国当局を祝福する」とコメントしている。同社の製品は全て植物性であり、動物実験は一切行われていないという。
ボディショップは1989年に化粧品の動物実験反対のキャンペーンを開始してから国際社会にこの問題を提起してきた。2013年3月には欧州連合(EU)は動物実験を施した化粧品の輸入および販売を欧州全域で禁止した。
同社は引き続きキャンペーンを継続し、世界の国々に化粧品のための動物実験を中止することを呼び掛けていくとしている。