株式会社資生堂は、25日、「The Global Parity Alliance」において2022年度「Lighthouse Awards」に選ばれたと発表した。「The Global Parity Alliance」は、世界経済フォーラムとマッキンゼー・アンド・カンパニーが「DE＆I」（ダイバーシティ、エクイティ（公平性）、インクルージョン）を加速させることを目的として立ち上げた機関で、同社は創設メンバーの一社として2022年3月の設立時から参画している。

「DEI Lighthouse　Awards」は、DE＆Iの推進において他社の模範になると評価された企業のことで、ダイバーシティやエクイティに関する世界的な専門家のパネルによって選定された。2022年度は「グローバル・パリティ・アライアンス」の参画企業44社中、8社が選定されており、資生堂は唯一の日本企業となる。

Awardsの受賞について、同社が社内で推進している女性活躍推進やスキル向上などの取り組みに加え、日本社会全体におけるジェンダーギャップ解消のリーディングカンパニーとして、女性活躍のための支援活動に注力していることが評価された。日本企業の役員に占める女性比率の向上を目指す「30％ Club Japan」の初代会長に同社代表取締役 会長 CEOの魚谷雅彦氏が就任するなど、日本企業における女性の取締役及び経営幹部レベルでのジェンダー平等を推進している。