ロレアルグループの子会社ロレアルUSA(本社：ニューヨーク州)は、米ソフトウェア開発のRoku社と「OnBeauty」と称するスマートテレビ用アプリを共同開発したと18日、発表した。スマートテレビの視聴者にOnBeautyのチャンネルを介してロレアルUSAのブランドの大部分を特色にながら、美しさを追求するためのhow-toビデオやエンターテインメント・コンテンツなどを提供していく。

Rokuは家庭用テレビ向けのセットトップボックスの開発会社として創業、2008年にNetflixのストリーミング対応デバイスの発売を開始した。現在では音楽ストリーミングラジオサービスやゲーム・チャンネルなどにも対応可能で同社推定では米国市場で既に500万台のストリーミング・プレーヤーを販売したという。

ロレアルUSAの主要ブランドのポートフォリオには、ランコム、ジョルジオアルマーニ・ビューティー、イヴ·サンローラン·ボーテ、ヴィクター＆ロルフ、ディーゼル、 キャシャレル、ロレアルパリなどが含まれる。同社の最高マーケティング責任者（ＣＭＯ）のMarc Speichert氏は「新興のプラットフォームに焦点を当て続ける2014年は、同社にとってさらに大きな年になるだろう」とマーケット戦略への抱負を語っている。