米コティ、UAEにディストリビューションの合弁会社新設
2013.12.25
編集部
米化粧品大手コティはアラブ首長国連邦(UAE)を拠点に高級品の物流事業を運営しているChalhoubグループとJashanmalグループ、二社と新しく合弁会社Coty Distribution Emirates LLCを設立したと、23日発表した。新会社はコティ製品のアラブ首長国連邦での流通を統轄するほか、地域の顧客層にあったマーケティング戦略を打ち立てていく。
「ア ラブ首長国連邦でのビジネス展開は過去10年間にわたり着実な成長路線を進んでおり、この新興市場はコティのみならず美容業界全体にとって重要な市場である」とコティ社の最高経営責任者(CEO)のMichele Scannavini 氏は述べている。さらに Chalhoub、Jashanmalどちらもに対して例外的なパートナーであるこが証明され、この重要な市場でのビジネスの躍進に期待が高まる、と付け加えている。
コティの前年度(2012年7月~2013年6月)の年間売上高は46億ドル。現在、世界130以上の国と地域でカラーコスメティック、スキン&ボディケア製品、芳香剤、香水などの販売を展開している。同社のポートフォリオには、アディダス、カルバンクライン、クロエ、ダビドフ、マークジェイコブス、 OPI 、プレイボーイ、リンメル、サリーハンセンのような世界的なブランドが含まれる。