ドラッグストアでタバコの販売中止、米国
2014.02.10
編集部
米国CVSケアマーク社は2月5日、子会社の薬局チェーンCVS/ファーマシーでのタバコの販売を中止すると発表した。
CVS/ファーマシーでは、2014年10月1日までにタバコとそのほか関連製品全ての販売を中止する予定。CVSケアマーク社の代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)であるLarry J. Merlo氏は「タバコ製品の販売中止は、会社が皆さまの健康への手助けをするうえで、私たちにとってもお客さまにとっても正しいことだと考えている。また、端的に言えば、タバコ製品の販売は私たちの目的と矛盾している」と述べ、慢性疾患を減らし、よりよい健康へと導くという企業のポリシーにとって、たばこは妨げであることを示唆した。
CVSケアマークは、ニューヨーク証券取引所上場の企業で、薬剤給付管理事業および薬局チェーンなどを経営。薬局チェーンでは全米最大級の規模を誇るCVSファーマシーが子会社。