米エイボン、ギリシャのスキンケア「コレス」と提携

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2014.02.13

編集部

米エイボン・プロダクツ社はギリシャのスキンケア開発のコレス社とラテンアメリカ市場において、製品開発、製造、販売におよぶ独占的契約を結んだと2月10日、発表した。この長期的な戦略的提携によって、コレス社はエイボンが展開するラテンアメリカの主要諸国への参入が可能になり、エイボンは同市場でのコレス社ブランドの知的財産権の全てを購入するオプションを得ることになる。

「ラ テンアメリカは成長している美容市場であり、エイボンポートフォリオの主要なコンポーネントである。この戦略的提携により、エイボンの広範なネットワークと能力を活用してラテンアメリカの多くの女性にコレスブランドや製品を使用してもらいたい」と同社最高経営責任者(CEO)のシェリ·マッコイ氏はコメントしている。ラテンアメリカはエイボンの最大事業部門であり、現在では売上高の半分近くを占めているという。

コレス社は薬剤師であるジョージ・コレス氏がアテネに1996年に設立。祖父が作っていたレメディレシピを基にハチミツとアニスの果実から調合したハーバルシロップを商品化したのが最初で、ワイルドローズオイルから製造した保湿クリームは世界的な人気製品となる。現在、天然ハーブを主材料にフェイスケア、ボディケア、リップケア、ヘアケアなどの製品を欧米、アジアの主要諸国で展開している。日本では、2006年よりオンラインショップで製品購入が可能となっている。

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