グローバル企業のブランド評価会社Brand Financeが2014年「Brand Finance Cosmetic 50」（化粧品ブランド世界ランキング50）を4月1日、同社のホームページで発表した。世界ランク1位はフランス化粧品最大手のロレアル、日本一の資生堂は世界ランク16位だった。

今回の年次調査ではロレアルは108億ドルのブランド評価額で、昨年2位から今年は世界一の座を獲得した。昨年1位だったオーレイは9位と評価が下がった。

国別評価として日本メーカーでは6社がトップ50に名を連ねた。資生堂が日本一で25億ドルのブランド評価額を獲得し世界ランキングでは16位。カネボウはブランド評価額12億ドルで世界31位、ビオレは評価額9.6億ドルで35位、ポーラは評価額6.3億ドルで40位、コーセーは評価額4億ドルで48位、オルビスは評価額3.7億ドルで50位にランクインした。

世界ランキングのトップ10およびブランド評価額は次の通り。

1位 ロレアル(108億ドル)
2位 エイボン(64億ドル)
3位 パンテーン(62億ドル)
4位 ニベア (60億ドル)
5位 ダブ(59億ドル)
6位 ガルニエ(48億ドル)
7位 エスティローダー(46億ドル)
8位 ランコム (40億ドル)
9位 オーレイ(40億ドル)
10位 ジョンソン エンド ジョンソン(36億ドル)