仏モエヘネシー・ルイヴィトン（LVMH）は2014年の第1四半期の売上高は前年同期比4％増の72億ユーロを計上したと9日、発表した。有機収益成長率は同期比6％だった。

香水、化粧品部門の売上は9.4億ユーロで有機収益成長率は5％と堅調。香水ではクリスチャンディオールのミスディオールの売上が引き続き伸びており、ゲランがアジア市場で展開したハイエンドのスキンケア「アベイユロイヤル」が人気急増で収益増に貢献した。

米化粧品ブランド・ベネフィットは革新的な製品開発が奏功して世界市場で勢力を強化したほか、食材から生まれた化粧品ブランドFresh(フレッシュ)の市場も大幅に拡大した。