日焼けマシン利用者は無理なダイエットをする傾向にある

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2014.04.23

国際部

ニューヨーク大学医学部のStephen M. Amrock氏らによる、日焼けマシンを利用している若者のダイエット傾向の調査結果が、「Journal of Developmental & Behavioral Pediatrics」誌4月号に掲載された。

皮膚がんのリスクがあるという警告にも関わらず、いまだに若者の日焼けマシンの利用率は高い。米国の2万6951人の高校生を対象に、日焼けマシンの利用の有無や頻度、また、最近減量を行ったかをアンケート調査した。質問した減量方法には、24時間以上の絶食、医師の同意を得ない減量薬の服用、減量目的でのおう吐剤や下剤の服用も含まれた。

女子では23.3%、男子では6.5%が過去一年以内に日焼けマシンの利用を報告した。データ解析の結果、日焼けマシンを利用している女子は、利用していない女子に比べて絶食ダイエットをしている可能性は1.2倍と高かった。減量薬は2.4倍、おう吐剤や下剤は1.4倍と、こちらも高かった。日焼けマシンを利用している男子は、利用していない男子に比べて絶食ダイエットの可能性は2.3倍、減量薬は4.4倍、おう吐剤や下剤は7.1倍だった。

研究者らは、若者の日焼けマシンの利用者では、不健康なダイエットを実施する傾向があり、この関連は男子でより強くみられたと結論している。

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