資生堂、タブレット活用の店頭接客で「モバイル・ビジネス賞」受賞

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2014.04.23

編集部

資生堂は、店頭で接客する際にタブレット型の携帯情報端末を使用しているが、その取り組みが評価され、4月18日、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(以下MCPC)主催による「MCPC award 2014」で「モバイル・ビジネス賞」を受賞した。

資生堂は2013年6月より、国内の店頭接客にあたるビューティーコンサルタント(以下BC)向けにタブレット型の携帯情報端末「ビューティー・タブレット」(アップル社製 iPad)を約11,000台導入。勤務管理や業務報告のみならず、接客応対のために専用開発したアプリケーションソフト「メーキャップシミュ レーター」「スキンケアシミュレーター」「ファンデーションファインダー」を活用して、BCの応対力・提案力を高めてきた。美容ソフトとBCの応対ノウハウに加えて、最先端テクノロジーのツールを活用することで、新規顧客の拡大と満足度向上を図ってきた。

この取り組みを通じて「業務効率化」「業績向上」「顧客満足度向上」「社会貢献推進」に寄与したことや、全国で約11,000台規模のモバイル端末を運用管理している世界でも例が少ない事例として評価され、今回の受賞につながった。

モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(Mobile Computing Promotion Consortium)は、モバイルコンピューティングの普及促進を目的に1997年に発足した任意団体で、加盟企業・団体は166社(2014年3月31日現在)。

「MCPC award 2014」では、モバイルシステムの導入で「業務効率化」「コスト削減」「売上拡大」「業績向上」や「モバイル技術の効果的活用」などの顕著な成果をあげた国内の企業・学校・団体・自治体等を毎年表彰している。12回目の開催となる今年は43社からの応募があった。「モバイル・テクノロジー賞」「モバイル・ビジネス賞」「モバイル・パブリック賞」「モバイル中小企業賞」の4つの表彰があり、その中から最優秀賞の「総務大臣賞」が授与される。

参考リンク
資生堂グループ企業情報サイト

 

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