ファンケル、総合研究所と社長室を再編、研究開発型企業として飛躍
2014.06.10
編集部
ファンケルは、6月1日付で総合研究所と社長室の再編及び再編に伴う人事異動を実施した。総合研究所を再編したのは、化粧品、健康食品の安全性、品質を強化し予防医療の開発と臨床試験などに一段と力を入れることで、研究開発型企業として新たな飛躍を目指すのが狙い。
総合研究所の再編は、製品開発部門として化粧品、健康食品の安全性、品質を評価する「安全性品質研究センター」を設置。同時に、基盤技術研究部門として化粧品の基盤技術開発を行なう「ビューティサイエンス研究センター」を設置した。また、予防医療や素材探索の開発と臨床開発を行なう「ヘルスサイエンス研究センター」及び業績と企業価値の向上、顧客の不の解消、次世代に向けた研究開発力の強化を目的とした「イノベーション研究センター」をそれぞれ新設した。研究推進室、食品研究所、サプリメント研究所、化粧品研究所は、従来通り。
研究所の再編と合わせて社長室の再編も行なった。社長室の傘下にCSR推進事務局を新設し、企業価値の向上を図る。一連の再編に伴う取締役と執行役員の人事(6月1日付け)は次の通り。前役職名は除く。
▼村上春紀取締役常務執行役員、社長執行役員付き兼株式会社ファンケル美健取締役兼株式会社ファンケル発芽米取締役▼松熊祥子執行役員、総合研究所副所長兼ビューティサイエンス研究センター長兼株式会社ファンケル化粧品取締役▼松本浩一執行役員、カスタマーサービスセンター長兼カスタマーサービス部長