「瀉」の理論と技術が可能とした、高リピート“ホリスティック排毒リンパドレナージュ”
2011.07.10
編集部
31年の歴史を持つシエルドマリの排毒エステ~美養法~
ストレス大国、高齢・少子化の問題を抱える現代日本では今、健康と福祉に対応できる、確実で安全性の高いサービスが求められている。シエルドマリでは東洋医学・インド医学をベースに独自の排毒法~美養法~を実践し、成果を上げている。エステサロンやスポーツクラブでも評価の高い、噂の「美養法」に迫る。
理想の健康状態になるためには、まず“出す”ことから
「どこが悪いわけでもないのに、身体が重くて、まるで鉛を引きずっているかのよう。朝起きるのがつらい。何をするにも億劫で仕方がない。手入れをしているのに肌が荒れたり、すぐに胃が痛くなったり、お腹の調子が狂ったり、体温や血圧が低かったり……。近頃、こんなお客様が増えていませんか? それは、心身に悪い何かが滞って、新しいものを取り入れるのをブロックしているシグナルかもしれません」
そう話すのは、株式会社 生命情報研究所・代表取締役会長の沼倉萬里枝氏。私たちは普段、少しでも今の状態をよくしようと、足りないものを補うことばかりを考えてしまいがちだが、取り入れるばかりではいつか飽和状態がおとずれ、入りきらなくなってしまう可能性があることを示唆する。特にストレスに晒されている現代人は体だけでなく心の老廃物も溜まりやすく、その上めまぐるしい日々の生活に追われてなかなか“出す”ことができないため、悪循環を起こしているという。心身ともに意識的にデトックスしていかないと、気付けば毒だらけの状態になることもあるというのだ。
4つの排毒器官から老廃物を出し、滞りを解消
沼倉氏が提唱する「美養法」は、ストレス・栄養過多・発汗不足といった、体中に溜めがちな悪いものを出す「瀉(しゃ)」(害のあるものを体から出すこと)の理論を基本とする日本人のための健康美容法。中医学の「陰陽五行」「経絡ツボ理論」、インド医学の「アーユルヴェーダ(浄化法)」を融合させたトリートメントとオリジナルの食養理論により、排毒しやすい体質づくりを行っていく。
美養法が誕生したのは31年前にさかのぼる。当時看護婦をしていた沼倉氏の娘さんが3才のとき、原因不明の病によりひきつけを起こし、歩くことも、話すこともできなくなってしまったことがきっかけだったという。
沼倉氏は自らの体験を基に、仲間と共に食を基本とし、体質を重視したホリスティックケアを確立。療術師や大学教授、医療関係者のサポートも受け、ツボ・経絡やオイルケアを組み合わせた独自の排毒リンパドレナージュとして研究を重ね、「美養法」として、普及を開始した。
美養法ではまず、手足24か所の経絡の状態を測定し、グラフ化することから始まる。体のバランスや臓器の元気具合を調べるためだ。次に、五行に基づいて5色のオイルからその人に合うオイルを選定。そのオイルを使用して経絡の流れに沿って全身のリンパを流し、骨格を調整しながら、体内に溜まった老廃物を汗とともに流していく。さらに深部温熱効果がある光線を体に直接照射しさらなる血行促進をするとともに臓器を活発に。これらのステップを終えた後の汗を見てみると、白く濁っているのが分かる。これは体にとって有害不要な老廃物が皮脂腺を通じて出ている証拠。昨今、食品などに含まれるダイオキシンや水銀、アルミニウムなどが体の中に蓄積されてしまう問題が取り沙汰されているが、これらは基本的に尿として出せないため、皮脂腺から汗として出すより方法がないそうだ。
体にとって有害不要な老廃物が
皮脂腺を通じて出ていく
「発汗を促すほか、腸、腎臓、肺の働きも活発にし、便、尿、呼気から悪いものを体外に出していきます。また、食養理論を家庭でも実践していただくことで、“出しやすい体”を維持していくのです。こうして、体内の滞りを解消していくことにより体の軽さだけでなく、心の軽さも実感できるようになります。細胞の環境をよくし、免疫機能を向上させることにもなるので、老化や病気を予防することにつながっていくことができるのです。」
医療や美容のプロも認める体系化された理論と技術
美養法を学べるシエルドマリ美養スクールの卒業生はこれまでにおよそ400名。一般の主婦やOLの他、エステティシャン・看護師の卒業生が多いのも納得。プロの専任講師による特色ある講義はわかりやすいと評判だ。食養学、東洋医学、内科学、技術理論、ホリスティック理論、保健技療、排毒理論、予防法、発汗法、色彩療法…と、あらゆる理論を盛り込んだカリキュラムは、人の体に触れる人ならば知っておきたい知識ばかりだ。未経験者でも一から学べる手軽さと、経験を積む程に、より深くお客様一人一人の心と身体の理解ができるようになる奥深さが、本格的な品質を求めるプロの方にも認められる理由だろう。独立開業支援から、事業導入まで幅広い要望に対応している為、自身の健康管理はもちろん、企業の福利厚生や新事業のツールとしての活用としても、“美養法”の世界をのぞいてみてはいかがだろうか。
プロフィール
沼倉萬里枝氏 順天堂大学病院で看護師として勤務後、東洋医
学を学び、自然医学で著名な森下敬一医学博士のもとで食事法
を学ぶ。その後食事療法にまつわる講演会などを行い、全国各
地で草の根の運動を行った後、1981年「美養法」を確立。ク
ライアント数はすでに2万人を超える。
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