米国でティーン・スキンケア予約販売にクラウドファンディング活用
2014.09.19
国際部
米コネチカット州のベンチャー#MPWR(“empower”力を与える)は、ティーンエイジャーに特化したスキンケア製品の予約販売にあたり、米クラウドファンディング大手のインディゴーゴーを通してインターネット経由での資金調達を9月16日より開始した。2万5千ドルの資金調達を目標にしており、10月21日までキャンペーンを続ける。
同社によれば、#MPWRスキンケアは米国農務省より初めてオーガニックスキンケアの認定を受けた製品になるという。同社創設者兼最高経営責任者(CEO)のモーラ・マンデル氏は、「生命を脅かす食品や皮膚のアレルギーを持って生まれた息子を持つ母親として、自然や有機というラベルを貼っているスキンケア製品の中にも有害成分を含有していることを知り衝撃を受けた」とし起業のきっかけを述べている。天然の植物を主原料に次の通り4つのステップに分けて製品開発した。
ステップ1:ジェントル・クレンザーでオーガニック食品であるパパイヤエキス、アルゴン油、カミツレエキスの成分を配合。
ステップ2:ディープ・クレンジングスプレーで植物エキスであるマンサク、人参、シーバックソーンなどをブレンド。
ステップ3:モイスチャライザーでグリセリン、グレープシードオイル、アロエベラジュース、ゴマ種子油、シアバターで栄養補給。
ステップ4:スポット・トリートメントで人参エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮、月見草、シナモン抽出物などを配合した濃縮液で酸化防止。