「The Access to Medicine Index」で世界の製薬会社の貢献度評価
2014.11.20
国際部
発展途上国における医療へのアクセスを改善するために設立された独立財団「The Access to Medicine Index」は、製薬会社の取り組みを評価する医学インデックス2014を11月17日、発表した。英グラクソ・スミスクライン(GSK)は4回連続でトップ1を維持。デンマークのノボノルディスクが2位、米ジョンソン・エンド・ジョンソンが3位と続いた。日本の製薬会社では 第一三共株式会社が19位、武田薬品工業株式会社が20位。
「The Access to Medicine Index」は、発展途上国における医療へのアクセスを改善するために世界有数の製薬企業の取り組みをランク付けして評価している。評価項目としてマネージメント、公共政策、 研究開発(R&D)、価格・製造・流通政策、 特許・ライセンシング、機能高度化、寄付・慈善活動の7分野を採用している。
ビル·アンド·メリンダ·ゲイツ財団、英国とオランダの政府によって資金供給され、インデックス指数は2008年から隔年で出版されている。今年のインデックスの総評および、項目別の分析結果は公式サイト(www.atmindex.org)で一般公開している。