ジェル状&ラメ入りのフレグランスを製品化

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2012.11.12

編集部

株式会社シーエスラボはこのたび、軽くてサラサラした使い心地のジェル状フレグランスを開発した。

 

化粧品OEMメーカーであるシーエスラボは、リキッドでもない、練り香水でもない、塗るタイプの新しいフレグランス「フレグランスジュリー」を開発した。この製品のもう1つの特徴はラメ入りであること。デコルテや手首にボディクリーム感覚で使用可能だ。

同社が注目しているのは、日本独特のフレグランス使用傾向だ。フレグランスを取り扱う企業が会員に「香水を利用する理由」を尋ねたところ(2010年3月実施)、1位は「心が安らぐ」で53%、2位が「周りに好印象を与えられる」で33%、3位が「リフレッシュ」で11%だった。外国のように、自分を香りで印象付けたり、香りで自分をアピールするという使用理由ではなくて、「好きな香りを身につけることで、自分自身の気持ちが安らぐ」という理由が半分を占め「自分の欲求を満たすもの」としての利用が目立った。

日本のフレグランス市場は340億円で、フランスの2000億円、アメリカ5000億円と比べるとまだまだ小さいものの、「柔軟剤」「衣類スプレー」「アロマオイル・アロマキャンドル」「入浴剤」「芳香剤」などの製品で「香り」が一番の特長であるとうたった製品は多く、製品を販売する上で「香り」が重要な位置付けとされるなど、フレグランスそのものではないししろ、日本人の「香りを楽しむ」市場はあきらかに広がりを見せている。

同社は、現在女性のニーズを満たす化粧品の開発にこのフレグランスジュリーを役立ててほしいとしている。今ある製品だけでなく、今後は新しいタイプの「香り製品」の登場が期待される。

 

 

●お問い合わせ

株式会社シーエスラボ

TEL:03-5928-5941

http://www.cs-lab.co.jp/index.html

 

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