国際こどもの日(6月1日)に健康的な食事摂取を奨励
2015.06.2
国際部
2015年の国際こどもの日にあたる6月1日を記念して、スペインのバルセロナを拠点に活動しているInternational Nut and Dried Fruit Council(INC:国際ナッツ、ドライフルーツ会議)は、子供の食生活にナッツ類を取り入れることを奨励すると6月1日、発表した。
最近、子供の過重体重が問題視されている。2013年の調査では、5歳未満で、すでに太り過ぎの幼児数は世界で4,200万人を超えると推定された。肥満の子供は、大人になっても肥満を維持する傾向が強いだけでなく、若年齢で糖尿病、心血管疾患を発病するリスクが非常に高いとも危惧されている。
INCは、 子供たちが幼い頃から健康的な食習慣を心掛けることが重要とし、食物繊維が豊富で、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を含む栄養価の高いナッツは理想的な食べ物として世界の子供に推奨していく。ナッツをヒーローにした漫画の短編ビデオをサイトで放映して子供の食生活への意識改革を推進するとしている。