見た目年齢を決める顔の「コントラスト」
2013.03.27
編集部
顔のコントラストが見た目年齢を左右するという研究成果が、科学雑誌 PLOS ONEに、3月6日付けで掲載された。
年齢は基本的な社会的側面であり、私たちは相手が何歳であるかによって異なった行動を取る。また、年齢は顔のしわなどの年齢と相関している要素を手がかりに判断している。
CHANEL R&T skin research centerの Aurélie Porcheron 氏らは、白人の成人女性を対象に、顔のコントラストとパーツによる年齢感の大規模な研究を実施した。その結果、加齢とともに肌のコントラストの減少が確認され、画像修正によりコントラストを増加させた場合には実年齢より若く、減少させた場合には年を取って見えることが示された。
「顔のコントラストを強くすることは典型的な化粧品の使用法であることから、メイクの機能とは顔を若く見せることと推測できる」と著者らはまとめている。