キャボット社、ヒュームドシリカの生産能力を25%拡大
2013.04.4
編集部
微粒子と材料製造のキャボット社は、英国ウェールズでヒュームドシリカの生産能力の25%拡大を発表した。今回の生産拡大は、2011年にスタートした3ヵ年計画の一部である。
ヒュームドシリカは、補強剤、増粘剤、研磨剤、チキソトロピック剤、懸濁または固結防止剤として使用される超微細、高純度の粒子である。自動車、建設、マイクロエレクトロニクスおよび消費者製品業界向けエンドマーケットアプリケーションの広い範囲で使用されている。
シリコーンの国際市場は今後10年で、年間 6-9パーセントの成長が見込まれており、拡大した生産能力は市場におけるキャボット社の成長をサポートすることが期待されている。