エイボン 社外取締役に崔真淑が就任
2016.04.5
編集部
エイボン・プロダクツ株式会社(東京都新宿区)は、このほど新経営陣のもと推進している「リボーン・エイボン(Reborn AVON)プロジェクト」の一環として、Good News and Companies代表・マクロエコノミストの崔真淑(さい・ますみ)氏を同社の社外取締役とする人事を発表した。
就任は4月1日付。女性では史上最年少の日経CNBC経済解説委員として活躍する崔氏の幅広い知見や発信力、女性視点での分析力、コミュニケーション力を活かし、働く女性を対象とした新市場の開拓や、エイボンブランドの一層の強化を推進していく。
具体的には、働く女性に向けたメイクアップ・スキンケア製品などの企画・開発や、コーポレート ブランド及び製品ブランドのPR活動、CSR活動等に携わっていく予定だ。
リボーン・エイボン(Reborn AVON)プロジェクトは、エイボンが創業以来培ってきた、「女性の自立」を応援するという想いを今後のエイボン の事業戦略のコアに据え、様々な施策を企画・実行していくプロジェクトだ。
崔氏は「この4月から女性活躍推進法が施行され、働く女性のための環境整備は更に必要とされています。等身大の働く女性としての声を伝えたいと思い、参画させていただきました」とコメントしている。「これまで私が培ってきた経済学のスキルを活かし、コーポレートガバナンスの観点からも、エイボンと資本市場の発展に寄与していきたいと考えています」と語った。
【崔真淑 略歴】
マクロエコノミスト、日経CNBC 経済解説委員会、昭和女子大学 現代ビジネス研究所研究員
1983年三重県生まれ。2008年に神戸大学経済学部(計量経済学専攻)を卒業し、大和証券SMBC金融証券研究所(現:大和証券)に入社。アナリストとして資本市場分析に携わる。
債券トレーダーを経験したのち、日本の経済リテラシー向上に貢献したいとの思いから2012年に独立。経済学を軸に、経済ニュース解説、マクロ経済・資本市場分析を得意とするマクロエコノミスト・コンサルタントとして活動。2016年一橋大学大学院 国際企業戦略研究科(MBA)修了。