注目食材!『食べるお茶』 高栄養価の一番茶ピューレ発売
2016.04.28
編集部
お茶の加工素材を専門に製造販売をしている日本緑茶株式会社(滋賀県甲賀市)は、 甲賀市の自社工場にて新製法で製造した「食べるお茶~近江の初摘み一番茶ピューレ」を5月末に発売すると発表した。
高齢化社会の中で「いつまでも健康でいたい」「いつまでも美しくいたい」というニーズが益々強まる中、 様々な食材が注目を集めている。
「お茶は薬」と昔から言われるように、 お茶には健康維持に効果を発揮する様々な成分が豊富に含まれいるが、 お茶の消費量は年々減っているのが現状だ。
そのような中、 お茶を「飲む」よりも生の茶葉を「食べる」方が栄養価をより多く取れる事に着目し、 同社は従来の「飲む為の加工」という概念を取り払い、 「食べる為の加工」を模索してきた。試行錯誤の結果、最も栄養価を高く保存する技術を確立し、 本年度の新茶のシーズンより提供することになった。
新商品にはお茶の代表的成分であるカテキンが豊富に含まれる他、美容に必須の”ビタミンエース”とも言われる「ビタミンA、 C、 E」をはじめ様々な栄養が豊富に含まれている事が特徴。
加工茶葉をペーストにした製品これまでも市場に流通していたが、ピューレは「摘みたての生の茶葉」を低酸素状態で加熱蒸気処理したのち粉砕をして半液体状にする事で、 お茶の栄養分や風味を凝縮する事に成功した。冷凍で提供し、いつもでも使いたい時に使用できる。
また、ピューレはパンや焼菓子、 アイスクリームなどのお菓子に使えるだけでなく、蕎麦に練りこんだり、 炊き込みご飯やソースにしたりと、 様々なスタイルにアレンジが可能。抹茶パウダー等を調理に用いた場合に光が当たる事で変色をしてしまうといった悩みも、ピューレでは時間や光による変色がしにくく、 お茶らしい美しい色合いと風味を様々な料理やお菓子にもたらす事ができる。
- 参考リンク
- 日本緑茶株式会社