日本摂食障害協会発足 ミュゼプラチナムが提携

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2016.05.26

編集部

美容脱毛専門サロン『ミュゼプラチナム』を運営する株式会社ミュゼプラチナム(東京都渋谷区)は、同社が提携・活動支援している一般社団法人 日本摂食障害協会が6月2日に設立発表会を実施すると発表した。

同日は世界初の「世界摂食障害アクションディ2016」も併せて開催される。この取り組みは、 摂食障害で苦しむ人やその家族、 専門家や研究者、 サポーターらが国境を越えて団結し、 摂食障害の啓発と支援活動を世界中で同時に行うもので、 2016年が第一回目の開催となる。

ミュゼプラチナムは、 美容とヘルスケアの分野から女性の未来を守ることを目指し、 同活動を支援するとともに、 今後、 摂食障害に関する共同調査等の取り組みを実施する予定だ。

「世界摂食障害アクションディ2016」は、 アメリカの摂食障害協会 AED(Academy for Eating Disorders)と全米の摂食障害患者支援団体13団体が昨年5月に発表した「摂食障害に関する9つの真実」に基づく啓発活動だ。

摂食障害は、 軽症のものも含めると、 若い女性の約1割が拒食症や過食症などの摂食障害の症状を持っていると考えられている。

治療を受ければ回復するが、治療をしないでいると命に関わる合併症が起こる事もあり、摂食障害の症状や治療については正しく理解されていないのが現状だ。症状としては身長が伸びない、 骨粗鬆症、 歯の喪失などの後遺症や、妊娠や出産にも影響することがある。

また、 欧米などにはすでに多くの摂食障害センターがあるにもかかわらず、 患者の多発国である日本には専門施設が少なく、 患者・家族が医療難民になってしまっているという問題がある。

日本摂食障害協会とミュゼプラチナムでは「世界摂食障害アクションディ2016」に参加することで摂食障害への理解と周知を深めることを目指すとともに、 摂食障害で苦しむ患者や家族が医療や支援につながりやすい社会にすべく活動していくとしている。

日本摂食障害協会 設立発表会 実施概要

■開催日程 2016年6月2日(木)
■実施時間 16:00~18:00 (報道受付15:30~)
■会場   政策研究大学院大学 1階 想海楼ホール(東京都港区六本木7-22-1)
■登壇者  一般社団法人日本摂食障害協会 理事長  生野照子
一般社団法人日本摂食障害協会 理事   鈴木眞理、 西園マーハ文
株式会社ミュゼプラチナム   営業部長 鎌田真理子

■プログラム
・日本摂食障害協会の紹介
・経験者からのメッセージ
・調査報告:摂食障害の認識調査 ~摂食障害の誤解と真実~
・パネルディスカッション:摂食障害の現在と今後のアクション

参考リンク
ミュゼプラチナム

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