プロティア・ジャパン、Dr.デス・フェルナンデス来日懇談会を開催
2016.11.2
編集部
株式会社プロティア・ジャパン(東京都中央区)は11月2日、日本で販売展開するスキンケアシリーズ「エンビロン」開発者である形成外科医、ドクター デス フェルナンデス氏の来日にあわせ、記者懇談会を同社本社にて開催した。
冒頭には、同社取締役会長 戸澤明子氏が登場、「加齢は宿命だけれど、老化とは、年齢を重ねることで発現するいわば病気のようなもの。心も体も健康な『アクティブエイジング』を実現する、肌、食、体のケアで医療と非医療を調和させ、提唱していきたい」と挨拶した。
続いて、エンビロン開発者であるドクター デス フェルナンデス氏が登場。南アフリカ共和国出身の同氏は今年5月、形成外科医としての皮膚への深い見識と、たゆまぬ研究により化粧品にイノベーションをもたらしたとして「2016INNOCOS(イノコス) イノベーション リーダー・オブ・ザ・イヤー賞」製品部門を受賞した。今回の懇談会では、エンビロン開発経緯、同氏の研究により導かれた「ビタミンA」と「乳酸」に着目したエイジングケア、現在、注目している成分などが紹介された。
エンビロン誕生の背景には、1979年頃、同氏の患者だった2人の若者がメラノーマ(皮膚がん)で命を落としたことがあるのだという。
このことをきっかけに、紫外線と皮膚のダメージとの関連性について研究をスタート。皮膚を紫外線による光老化(活性酵素による皮膚の酸化)から守るためには、「ビタミンA」と抗酸化作用を持つビタミン類が有効であると確信するに至った。
同氏は、「ビタミンAは、肌内部にも存在し、肌の環境を正常に保つ役割を担っているが、紫外線によって壊れやすい性質がある。健康で若々しい肌を保つには、ビタミンAと抗酸化物質(ビタミンC、E、ベータカロチン、B5など)を補給することが大切だ」と語った。
ビタミンAには、様々な種類・形態があるが、エンビロンが配合しているのは、パルミチン酸レチノールとプロピオン酸レチノールで、肌への刺激が少ないのに、浸透性と安定性が高いのが特長だ。
また、肌をやさしく刺激し、pH値を下げ、成長因子を促進させる「乳酸」にも着目している。
加えて、世界の美容の動向で注目している成分として、小さな鎖状のアミノ酸「ペプチド」にも言及。しわやしみに効果が期待できるのだという。
同社では、「アクティブエイジング」を実現するため、スキンケアの「エンビロン」をはじめ、3次元加速度トレーニングマシーン「パワープレート」、そしてビタミンAと栄養バランスに着目した「プロティア ドクターズサプリ」を展開している。
- 参考リンク
- エンビロン
- 株式会社プロティア・ジャパン