ストレスとシミの深い関係を証明 メディプラス、サティス製薬共同研究

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2016.11.25

編集部

「ストレスオフラボ(通称オフラボ)」を運営する株式会社メディプラス研究所(東京都渋谷区)は、植物を活用した化粧品の開発・OEM 製造を行う株式会社サティス製薬と共同で、「ストレス」と「シミ」に着目した調査・研究を実施した。

その結果、世界で初めてストレスの少ない「ストレスオフ」な状態が美容に有効であることを実証し、研究成果を第32回日本ストレス学会学術総会にてサティス製薬と共同で発表した。

メディプラス研究所は、「ストレスの顕在化」に留まらず、ココロのバランスが取れていて、身体も肌も健やかな状態、「ストレスオフ」を提唱している。

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今回着目したのは、精神的ストレスの指標であるコルチゾール量と、女性の肌悩みとして挙げられることの多いシミ。対象は、10~70代の女性約300名。

まずアンケートで「ストレスで肌乱れする事がよくあるか?」 とたずねたところ、4割の女性が「そう思う」「ややそう思う」と回答。多くの女性が、ストレスによる肌の不調を実際に感じていることが確認された。

次に、コルチゾール量と熟練した評価者によってスコア化されたシミの目立ちとの関係及び、コルチゾール量と画像解析装置によって定量化されたシミの数との関係を解析した。その結果、コルチゾール量が少ない女性はシミが目立たず、数も少ないことが示された。

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第32回日本ストレス学会学術総会で発表を行った「シミ」と「ストレス」の研究の責任者、サティス製薬・岩井一郎医学博士による“肌とココロ”についてのメッセージムービーが公開中だ。

■ 調査・研究 詳細
対象者:10~70代の女性 326名
方法:【1】ストレスと肌に関するアンケート
【2】ELISA法による唾液中コルチゾール濃度の測定
免疫学的測定法(Enzyme-Linked Immuno-Assay)により、ストレスの指標である唾液中コルチゾールを、抗原抗体反応を用いて特異的に定量する方法。
【3】評価者3名による肌の視感評価
肌の視感評価においてトレーニングを受けた熟練判定者が、被験者の肌を観察して、シミの目立ちを3段階でスコア化。
【4】顔画像解析装置による肌の解析
視認できるシミの数を解析。

参考リンク
メディプラス研究所

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