9月に福岡で「YAKUZEN EXPO 2017」、11年ぶりの開催へ

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2017.02.14

編集部

中村学園大学(福岡県福岡市)と上海中医薬大学の共同主催による「YAKUZEN EXPO 2017(2017年日中薬膳・機能性食材博覧会) 」が9月1日~3日の3日間、福岡国際センター・福岡国際会議場において開催される。同EXPOは11年ぶりの開催で、今回は美容に関わる薬膳展示なども予定されている。

YAKUZEN EXPO 2017は、展示会、シンポジウム、市民公開講座で構成。展示会では、世界の薬膳、九州の薬膳、ライフステージに合わせた薬膳のほか、薬膳料理キッチンショーや企業展示、フードコートなどを設ける。さらに、上海中医薬大学による美髪、美肌、美爪などにつながる薬膳関連展示も予定されている。

9月1日・2日に予定されているシンポジウムでは、薬膳のほか、10代による「食のサミット」やフードマネジメントシンポジウムなどがテーマになる。また、9月2日には市民公開講座も計画されている。

前回開催されたYAKUZEN EXPO 2006(2016年12月12日~14日)では、「“薬膳元年”21世紀のアジアの食文化の形成への新たな挑戦」をテーマに開催し、96社(131小間)が出展。3日間で合計1万2,167人の来場者を記録した。

今回11年ぶりの開催に至ったのは、時代や環境の変化が背景にある。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたり、国内では機能性表示食品制度が始まり、科学的な根拠に基づいた食品の安全性や機能性が求められるようになるなど、健康志向はさらに高まっている。

食と栄養は今後、さらに注目されていくことが予想され、そうした研究情報を国内だけにとどまらず、世界に向けても発信していきたい考え。

YAKUZEN EXPO 2017では、1万人以上の来場を予定しており、アジアを始めとした世界の国々からも広く参加を要請。新たな食とビジネスのグローバルネットワークを発信していく。具体的なイベント内容は順次、HPを通じて公表していく予定としている。

参考リンク
YAKUZEN EXPO 2017

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