台湾資生堂、販売開始から60周年を迎え記念式典を開催
2017.03.16
編集部
資生堂は、台湾での販売開始から60周年を迎えた。
台湾資生堂は、2017年をさらなる飛躍を誓う年と位置づけ「感謝・感動・前進」をテーマに、さまざまな活動を行っていく。そのスタートとして8日(現地時間)、台北の「ル メリディアン台北(台北寒舍艾美酒店)」にて60周年記念式典を開催した。
事業開始からの60年の歴史をポスターパネルや商品、映像を通じて展示したほか、台湾資生堂60周年のコーポレート アンバサダーとして、台湾で絶大な人気を誇る蔡依林(以下ジョリン・ツァイ)さんが登場。台湾各界からの来賓及び、株式会社資生堂より魚谷雅彦 代表取締役執行役員社長兼CEOも参加した。
同社のグローバル展開は、1957年の台湾での販売開始によるアジア地域からスタート。台湾資生堂は、資生堂グループのグローバル事業第一歩であると同時に、現在でも最も重要な拠点の一つだ。
1980年には中壢(ちゅうれき)工場が、1998年には新竹工場が稼動し、販売だけでなく生産拠点としても発展。2016年には中壢工場の生産機能を新竹工場に移転して機能を強化し、台湾域内のみならずアセアン向け生産拠点としての位置づけも担っている。
海外市場での主力ブランド「SHISEIDO」に加え、台湾人の嗜好に合わせた複数のブランドを販売するカウンターをデパートや専門店、ドラッグストア系列店などで展開し、現地の市場に合わせたマーケティングにも力を入れている。
- 参考リンク
- 資生堂グループ企業情報サイト
- 台湾資生堂(外国語サイト)