ちふれ化粧品、グローバルサイト開設 海外事業を強化

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2017.04.18

編集部

株式会社ちふれ化粧品(埼玉県川越市)は、海外事業拡大に向けた基盤強化の一環として、国内外の日本語を母語としない化粧品ユーザーに同社についての認知や理解の促進を図るため、このほど英語、中国語(簡体字、繁体字)に対応したグローバルサイトを開設した。

同サイトを核に、インターネットを通じた企業情報の発信強化を図り、国内外に おけるファンづくりを目指す。

化粧品ユーザーは、商品、店舗、口コミ、広告、掲載記事など、様々なブランドとの接点があり、興味や関心を持つとブラン ドサイトや企業サイトで詳しい情報の確認を行う。これは国内外を問わず一般的な動きとなっており、いくら商品に興味を 持ったとしても、そのブランドや企業に対する信頼が持てない場合は、購入にはつながらない。

同社は国内に比べて海外での顧客接点がまだ少ないことから、サイトの持つ役割がより重要と考え、まずはアジアの女性を主要な潜在顧客とし、英語、中国語(簡体字、繁体字)に対応したグローバルサイトを開設した。 正しい商品情報、ちふれの持つ「物語」、購入の仕方など充実した情報を掲載し、サイトへの誘導を強化する。

同社では、2016~2018年の3カ年中期経営計画で、将来的な海外事業拡大に向けた基盤整備を重点戦略の一つに 置いている。2010年の中国本土を皮切りに、2015年タイ、2016年台湾と順次ちふれブランドを展開しており、当面これらの国と地域を中心に海外事業の基盤構築を進めていく。

市場のボーダレス化が進展する東アジア圏を中心に、日本から海外に向けた情報発信により、 着実なブランド浸透を図り、2018年海外売上比率2.5%を目指す。

サイトの主要コンテンツは、ブランドメッセージ、企業情報、商品情報、店舗情報、メイクアップの基本、FAQ など。パソコンやスマートフォンなどに合わせて画面が使いやすく自動的に切り替わるレシポンシブデザインとした。

また、文字量を抑え、画像を効果的に使用 。ユーザーの言語や文化に関係なく、誰もが感覚的に使いやすいデザインとなっている。ターゲットとなる外国の化粧品ユーザーの考え方、感じ方、行動に働きかける言葉遣いをし、訪日外国人の購入をサポートする日本国内の主要店舗案内も行う。

参考リンク
ちふれグローバルサイト

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