エイジングケア化粧品原料であるフラーレンを製造販売するビタミンC60バイオリサーチ株式会社（東京都中央区）は、7月1日より日焼け止め専用フラーレン化粧品原料『Sun Guard FullereneA(サンガードフラーレンA)』を発売する。

この新原料は、フラーレンを紫外線吸収剤に安定的に配合することにより、紫外線の吸収能を20％UPさせる事ができる。

サンケア製品市場が世界的に拡大する中、同社では『Sun Guard FullereneA(サンガードフラーレンA)』を推奨配合濃度以上配合したサンケア製品にはロゴマークを表示することを推奨しており、今後、このロゴマークの付いたサンケア製品が市場で増えることが期待される。

肌老化の原因の8割は光老化(紫外線)と言われており、近年では、一年を通して日焼け止め対策をするのが当たり前となっている。日焼け止めの一番の役割は紫外線の防御だが、肌に対する負担が少なく、さらに美容効果を兼ね備えたような多機能な製品を求める声も増えている。

フラーレンは、肌トラブルの要因となる活性酸素の消去能(抗酸化力)に優れており、その効果はビタミンCの100倍以上と強力で、さらにその抗酸化力が持続するのが特徴だ。

また、フラーレンには抗炎症作用がある。

何も塗布しない場合、日焼け止めを塗布した場合、サンガードフラーレンAを配合した日焼け止めを塗布した場合で紫外線を照射し、1日後の肌の赤みを測定し比較すると、サンガードフラーレンAを配合した日焼け止めが最も赤みを抑制することが確認された。