「未病を改善する」コンセプトカフェがオープン
2017.07.7
編集部
コーヒー・茶類等の通信販売事業を行う株式会社ブルックスホールディングス(神奈川県横浜市)は7日、東京原宿でブルックスが運営する「BROOK’S green café」を「BROOK’S ME-BYO café」(ブルックス未病カフェ)としてリニューアルオープンした。「世界で唯一の未病をメインコンセプトに掲げたカフェとして盛り上げていく」(代表取締役社長の小川裕子氏)考え。
「BROOK’S ME-BYO café」は、店舗のコンセプトを「食(カラダの健康)と癒し(ココロの健康)」とし、美や健康を意識したメニューを提供するとともに、寛いで過ごせる空間を演出する。メニューには、大井町産のフレッシュな素材で作った自家製ソーダや、オーガニック、グルテンフリー、スーパーフードなどの食材を使用したフードメニューを揃えた。
栄養価の高い米麴の甘酒とケールなどを組み合わせた甘酒スムージーや、キヌアや玄米など4穀を練り込んだグルテンフリーのペンネ、イチジクやレモンピールなどを使用した米粉のお菓子など、健康を意識したメニューを楽しむことができる。なお、同カフェで提供するメニューは、テイクアウトも可能だ。
1階に「未病コーナー」を設け、「me-byo valley “BIOTOPIA”」の最新情報を発信する他、神奈川県西地域2市8町のパンフレットなどを配架し、都内で気軽に県西地域の情報を知ることができる場とする。また、「me-byo valley “BIOTOPIA”」で販売する食品や県西地域の特産品などを販売する。
一方、同社では神奈川県、大井町との連携で「未病」についての取組を発信する大型施設「me-byo valley “BIOTOPIA”」(神奈川県大井町)の整備、運営を推進している。
「me-byo valley “BIOTOPIA”」は、神奈川県が策定した「県西地域活性化プロジェクト」に基づき、県西地域が「未病の戦略的エリア」であることをアピールする拠点大型施設。約60万平方メートルを有し、同社と大井町の共同提案に基づいて同県とともに推進しており、2021年春以降のフルオープンを目指している。
ブルックスは、同施設の整備・運営を担当。マルシェやレストランだけではなく、未病関連産業や未病に関するベンチャー企業等の誘致、アスレチックやドッグランなど、食・運動・癒しを体現できる場となる予定。
また、「me-byo valley “BIOTOPIA”」は、フランスにある同名の施設“BIOTOPIA”と姉妹施設協定を締結。この施設はエコツーリズムを行っており、周辺の自然とそれに関連した博物館やアトラクションを運営しているので、今後、施設間の情報交換、相互の活動のPRをする他、共同のプロジェクト等を実施するとしている。