可視化されたストレスを解決 ボイスマルシェ、COCOLOLO提携
2017.10.6
編集部
女性専用のカウンセリングサービス『ボイスマルシェ』を運営する株式会社バーニャカウダ(東京都品川区)は、このほど、心拍のゆらぎを解析するストレスチェックアプリ『COCOLOLO(ココロ炉)』を運営するWINフロンティア株式会社と提携し、『COCOLOLO(ココロ炉)』の女性会員向けに初回割引でのカウンセリングサービスを提供開始した。
WINフロンティアは、「ココロの可視化によるソリューションの提供」という新しいビジネスモデルを提唱しており、140万ダウンロードを超えるストレスチェックアプリ『COCOLOLO(ココロ炉)』や生体ビッグデータの解析を通じて、自律神経活動等を可視化するノウハウ、データ、エビデンスに基づくメンタル不調の予防を推進している。
バーニャカウダは、多様な選択肢がある現代だからこそ生じる女性たちの迷いや悩みに対して、匿名で気軽に専門家に相談できる電話カウンセリング・プラットフォーム『ボイスマルシェ』を運営している。
提携では、(1)カウンセリングを“当日予約できる(最短10分前まで)”、(2)深夜3時までカウンセリングを受けられる、(3)匿名で気軽に利用できる、という『ボイスマルシェ』の特長を活かし、『COCOLOLO(ココロ炉)』の「おやすみ前チェック」で就寝前にストレスが可視化された利用者向けに、ストレスを緩和する手段として、 “今日(今晩)”プロのカウンセラーと話すという体験機会を創出する。
また、ストレス緩和と心理学などに関連するコンテンツやセミナー等の共同企画・開発を行い、認知拡大を推進する。これにより、バーニャカウダが目指す「日本に気軽なカウンセリング文化の普及」、そしてWINフロンティアが目指す「ココロの見える化によるメンタル不調の予防」への相乗効果を期待する。
心拍数を計測するだけのアプリは増えているが、『COCOLOLO』アプリの大きな特徴は、皮膚の色変化をスマートフォンのカメラでとらえ、そこから専門的に「心拍のゆらぎ」を解析し、ストレス・リラックスの傾向、お疲れ具合等から、キモチを8タイプに分類して「見える化」していることにある。
測定精度は、専門センサとの比較で80%以上の相関を実現しており、その成果は神戸大学、順天堂大学医学部との研究結果として学会発表している。