株式会社ノエビアホールディングス（兵庫県神戸市）は7日、中期経営計画（2018-2020）を策定したと発表した。2020年には売上高600億円を目指すことを盛り込んだ。

中期経営計画テーマは、「グループ各事業の持続可能な経営による節度ある成長の実現」。日本におけるイノベーションと持続的利益創出、海外でのブランド価値向上と市場拡大、人材・組織の多様化とグローバル化、ものづくりの競争力強化、変化に対応できる経営の推進—-の5つの方針を掲げた。

売上高、営業利益および自己資本当期純利益率（ROE）を重要な経営指標とし、企業価値の最大化と収益性の向上を実現していくことを明記。2020年度までの具体的な数値目標として、売上高を2017年度の545億円から600億円、営業利益を同99億円から120億円、ROEを同12.3％から15.0%にそれぞれ引き上げることを盛り込んだ。