資生堂のIoTスキンケアシステム「Optune」誕生
2017.11.30
編集部
株式会社資生堂(東京都中央区)は、最先端の皮ふ科学研究や美容技術の知見に、デジタルテクノロジーを掛け合わせることで、スキンケアのパーソナライゼーションを実現する新しいスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」を開発した。
「Optune」は、スマートフォン(iPhone)にダウンロードした専用のアプリケーションソフトによる肌測定データと、収集したさまざまな環境データをベースに、独自のアルゴリズムで、一人ひとり、その時どきの肌環境に合わせたケアを専用マシンが提供する新発想のIoTスキンケアシステム。
2018年春にβ版のテスト販売を開始し、その後、さらなる改良・開発を進めた上で早期の本格導入を目指す。
自分の肌に最適なものを使いたいというニーズに応えるために、資生堂は「Optune」を通じて「パーソナライゼーション」の可能性を追求する。
「Optune」では、その時どきの肌環境に合わせて変わる”パーソナライズスキンケアシステム”が、肌本来のベストな状態を引き出し、すこやかでうるおいに満ちた肌に整える事を可能にする。
専用アプリによる肌測定と、気候・気分・コンディションなどのデータを分析し、独自のアルゴリズムで導かれたスキンケアパターンのデータを専用マシンに送信し、マシンがその時どきの状態に適したセラム(美容液)とモイスチャライザー(乳液)を抽出・提供する。
肌の状態や、肌に影響する環境要因の変化、お手入れの記録などを専用アプリが記録し、いつでもどこでも自分の肌を振り返ることができる。
- 参考リンク
- 資生堂Optune